「高齢になっても、できるだけ自分らしく暮らしたい」そんな願いに応える新しい住まいの形が注目されています。それが「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)」です。今回は、全国トップクラスの供給数を誇る“学研ココファン”の担当者にお話を伺い、リーズナブルで安心して暮らせるサ高住の実態について深掘りしました。
高齢者住宅の選択肢を広げたココファンの取り組み
学研が手がけるサ高住「ココファンシリーズ」は、介護系情報サイトでも高評価を得ており、多くの高齢者やその家族から注目を集めています。実はこの学研ココファンこそが、現在のサ高住制度が生まれるきっかけをつくった存在だというのです。
サ高住が制度化されたのは2011年ですが、学研ココファンはそのずっと前から、高齢者専用賃貸住宅に訪問介護やデイサービスといった在宅介護を組み合わせた施設を展開していました。高額な入居一時金が不要で、月々の支払いも年金の範囲内に収まるという新しいスタイルは、当時の常識を覆すものでした。
行政機関も「この価格で運営できるのか?」と繰り返しヒアリングしたほど。こうした先進的な取り組みが、後に国の制度へと反映されたのです。
教育から介護へ。学研が介護事業を始めた理由とは?
学研といえば“教育”のイメージが強いですが、介護分野への参入は2004年。当時、介護保険制度が導入され、日本の高齢化が一気に進んでいた時期でした。
学研は創業当初から「すべての人が心ゆたかに生きることを願い」との理念のもと、地域格差や経済格差を越えたサービス提供を続けてきました。だからこそ介護の分野においても、中間所得層でも利用できる住まいを提供することに重点を置いたのです。
初期費用なし、月額も年金で支払える価格帯で、介護や医療のサービスも受けられる。そんな住まいで、人生の最後まで地域の中で安心して暮らすことができる環境を目指しました。
全国に広がるココファンのネットワーク
現在、ココファンは全国21都道府県にわたり、242拠点・12,567室を展開。そのうち212拠点がサ高住として運営されています。学研グループとしては、認知症対応のグループホーム「愛の家」や、保育・療育支援施設も展開しており、医療福祉事業の売上はグループ全体の約半分を占めるまでに成長しています。
おわりに:これからの高齢者住宅の在り方とは?
「高齢だから」「年金だけじゃ無理」そんな声を前向きに変えてくれるのが、学研ココファンのようなサ高住です。高齢者が自分らしく暮らし続けられるための選択肢として、これからさらに注目を集めることになりそうです。
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